2020.02.21 ピープル&カルチャー
エンジニア出身!新取締役に就任した小笠原さん 取締役として目指す先は
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。採用広報インターンのやまけんです。最近は、だんだんと暖かくなってきましたね。
さて、JX通信社ではエンジニア出身の小笠原さんが取締役CDO(Chief Development Officer)に就任されるというビッグイベントが!
エンジニアが約半数を占めるJX通信社では、技術系の取締役は重要です。今回は28歳という若さで大任を任された小笠原さんにお話を伺ってきました。
エンジニアのパフォーマンス向上に力を入れていた
–小笠原さんは今まで何をされてきたのでしょうか?
大学生時代はインターンとして、JX通信社の成長期の始めに関わっていました。当時はVingow(※1)というサービスの開発やアプリの実装など、エンジニアとしては一通りの技術に触れさせてもらったなと思います。
新卒では別の会社に入社したものの、その後はJX通信社に社員として入社し現在に至っています。
最初はNewsDigestのニュースエンジンの開発や、収集されたデータの分析に携わっており、CDO就任直前は執行役員としてNewsDigestの事業統括をし、その後はVPoE(VP of Engineering)になりました。
※1 フォローした興味のある話題を要約して届けるニュースアプリ (現在は提供終了)
–学生時代からJX通信社に関わっているんですね。VPoEのときはどのようなことをしていたのか教えてください。
VPoEとしてのミッションは、主にエンジニアのマネジメントや採用、技術広報などですが、私は特にマネジメントによる課題解決に力を入れていました。
例えば、全エンジニアとの1on1を始めて、個別に相談にのったり、率直なフィードバックしたりするなど、パフォーマンスを出しやすい環境を作ることに努めていました。
–全員としっかりコミュニケーションを取っているんですね。そんな小笠原さんから見て、JX通信社の良さとは何だと思いますか?
私のインターン生時代と同じく、エンジニアにとっての魅力は、新しい技術に幅広くチャレンジできることです。JX通信社は職種を問わず、「あれはするな!」「それはだめ!」といったことがない会社です。
例えばNewsDigestのタブ機能は、入社後に私が「機械学習で実現できるのでは」と思って自ら始めたもので、こういった自由に行動できるベンチャーならではの良さがあります。
だからこそJX通信社は「つくってみたい、やってみたい」というオーナーシップを尊重できる会社なのだと思います。
会社を技術的に幅広くサポートする
–経営陣の一員になって変わったことはなんですか?
取締役になってからエンジニアだけでなく、エンジニア以外の職種が抱えている技術的な課題を解決できるようにサポートしています。
例えばセールスチームのパフォーマンスを向上させるために顧客情報を一括で管理できるシステムを整備しました。
まだまだ発展途上なので、FASTALERT(※2)の利用状況を確認しやすくするなど、より効果的なセールス活動・カスタマーサクセスにつなげていきたいですね。
またサービス改善のためにデータ基盤に投資することを意思決定しました。今はまだデータ基盤を活用しきれていないため、今後はより強化していきたいと考えています。
※2 JX通信社が展開している報道前の災害・事件・事故の情報を提供するSNS緊急情報サービス
–具体的にデータ基盤に投資してきた理由を教えてください。
分析や集計のサイクルを高速に回すためです。データ基盤が整備されていなかったときは、データが散らばっていたため、集計にかかる時間が長く、分析に十分な時間を割けませんでした。
データ基盤をBigQueryに統一した結果、集計サイクルが短くなり、本質的なタスクである分析により時間を充てられるようになりました。
またデータの集約によって、今までは引き出すことができなかった新しいインサイトが得られるようになるんです。まだ整備した段階だと思うので、今後はもっとデータ基盤のクオリティを高めていきたいです。
–データ基盤を活用するために今後どのような取り組みを行なっていくのでしょうか?
データをビジネスに活かしていくために、もっと機械学習系のエンジニアを採用していきたいと思っています。JX通信社はベンチャーなので、機械学習エンジニアはサービス側と密にコミュニケーションが取れる環境です。
そのため、よりサービスに寄り添って分析することができます。社内にはアイデアの種が広がっているので、自分で課題を見つけて、それをサービス改善につなげてくれるような方と働きたいですね。
–なるほど、では最後にどのような会社にしていきたいかを教えてください。
JX通信社が、報道ベンチャーとして「新しい報道機関」をつくっていく中で、社員がステップアップできる環境にします。また、社員一人ひとりの挑戦を後押しできる会社にしていきたいです。
–ありがとうございました。
技術系の出身であることを活かして社員のパフォーマンスをあげたいと熱い想いを語る小笠原さん。
エンジニアのバックグラウンドをもつ小笠原さんが経営陣に入ったことで、職場の仕組みもどんどん良くなっていくなと確信できる取材でした。
JX通信社では、機械学習エンジニアやデザイナーなど幅広い業種を社員・インターンともに募集しています。一緒にJX通信社で頑張りたいという方は、ぜひご連絡ください!それではまた会いましょう。
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