JX通信社とパトライト、「FASTALERT」によるAIビッグデータ防災ソリューション分野で連携
株式会社JX通信社(東京都千代田区、代表取締役 米重克洋)と株式会社パトライト(大阪市中央区、代表取締役社長 高野尚登)は、JX通信社が開発・販売するAI緊急速報ツール「FASTALERT」(ファストアラート)を用いた防災ソリューション分野で連携を行います。これにより、幅広い業界で活用される回転灯・表示灯のリーディングカンパニーとして知られるパトライトのネットワーク対応型表示灯と、SNS上から災害・事故・事件などリスク情報をリアルタイムに配信しているFASTALERTを組み合わせ、FASTALERTが強みとするリスク速報を、よりわかりやすく受け取ることが可能となります。
■激甚化する災害・リスク情報をAIで収集する「FASTALERT」
FASTALERTは、マスメディア・自治体・インフラ企業などで幅広く活用されている、AI緊急速報ツールです。ソーシャルメディアで投稿される事件・事故・災害・事件・事故・テロ・インフラ障害などの情報事象をAIが収集・解析し、重要な必要な情報だけを映像等とともにリアルタイムに即時配信します。
従来のハードウェアに依存した防災情報収集に比べ、広範囲かつ幅広いリスク情報事象を安価にキャッチする捉えることが可能であり、激甚化する昨今の災害への備えとして、公共分野での防災情報収集の補助から、インフラ企業のBCP対策ツールとしても導入が進んでいます。
■パトライト連動によるリスク情報配信手段の多様化
FASTALERTはWebブラウザでご利用いただける、導入コストの低廉さと、必要なエリア・種別の情報のみを受信できる選択性が特徴ですが、多様な情報の監視を必要とする企業などから、より視認性の高い受信方法を求める声がありました。今般、ネットワーク対応型パトライトと公式連動を実現したことで、信頼性の高い形で、クラウド上のFASTALERT基盤システムから直接、指定した情報の受信を通知することが可能となりました。
監視業務に幅広く用いられているパトライトとの販売連携提携により、JX通信社が提唱する「ソーシャル防災」の可能性をより広い分野で啓蒙し、販売を拡大してまいります。
※パトライト(R)は株式会社パトライトの登録商標です。
※FASTALERT(R)はJX通信社の登録商標です。
■パトライト対応製品について
今回、FASTALERTに対応する製品は、パトライトが提供する「NH-FVシリーズ」です。NH-FVはEthernetで通信・制御を行うタイプの積層信号灯です。ランプ点灯による「光」の情報の他、MP3音源を再生することで、「音声」情報の報知も行えます。
官公庁・自治体・インフラ企業・製造業など、幅広い業種で使用されており、お客様のソリューションに「気付き」を与えることで、迅速な対応を可能にします。
https://www.patlite.co.jp/product/detail0000021465.html
■JX通信社について
JX通信社は、報道分野に特化したテックベンチャーです。
国内の大半の報道機関のほか官公庁、インフラ企業等にSNS発のリスク情報を配信する「FASTALERT」、一般消費者向けの速報ニュースアプリ「NewsDigest」、自動電話情勢調査などのサービスを提供しています。
新型コロナウイルス感染症をめぐっては、国内でいち早く2月16日より国内感染状況の統計をまとめた「新型コロナウイルス感染状況マップ」を公開。累計500万人以上のユーザーにご利用いただいています。また、LINE、SmartNews、ヤフー等にも感染者数データを提供しています。