JX通信社、海外リスク情報の発生位置を特定する技術に関する特許を取得
〜全世界の災害や事故、テロなどのリスク情報をリアルタイムに配信する「FASTALERT」の機能を強化
報道ベンチャーの株式会社JX通信社(本社:東京都千代田区、代表取締役:米重克洋 以下「当社」)は、当社が運営するAIビッグデータリスク情報サービス「FASTALERT(ファストアラート)」に関連して、全世界の災害や事故、テロ、ストライキなどのリスク情報に関する位置特定技術について、特許を取得したことをお知らせします。
本技術は全世界のリスク情報をリアルタイムに提供する情報サービス「FASTALERT」に実装し、すでに運用を開始しています。全世界のリスク事象の位置情報を即時且つピンポイントに特定できるため、ユーザーの皆様の事業継続やサプライチェーン寸断防止、現地拠点・人員の安全確保により便利にご活用いただけます。
AIリスク情報サービス「FASTALERT」海外情報機能について
- 全世界200超の国・地域の災害、治安リスクなど、正確な情報を日本語で受け取れる
- リスク事象の発生場所をピンポイントに特定。自社の活動に影響しうる、拠点近くのリスク事象だけを迅速に把握できる
- 現地とのタイムラグなし。ローカルメディアのニュース速報と同等の速報性を担保しているため、報告を待たずに初動対応が可能に
AIリスク情報サービス「FASTALERT」では、全世界200超の国・地域の災害や事故、テロ、ストライキ、治安リスクなど100種類以上のリスク事象を、日本語でリアルタイムに覚知できる「海外情報」機能を提供しています。多言語のビッグデータを常時監視し、リスク性の高い情報だけを分類・集約のうえ、必要な種別・地域の情報だけを受け取ることが可能です。
近年、世界的な気候変動に伴う気象災害の激甚化や、高まる地政学的リスクを受けて、海外に多くの拠点や取引先を有する企業のBCPやサプライチェーン管理、現地人員・出張者の安全確保等に幅広くご活用いただいています。
本件技術の開発背景
FASTALERTは、これまでも「海外で事業を展開する企業様に、日本語で現地ニュース速報レベルの速報性でリスク事象を覚知できるサービス」としてご評価をいただいてきました。
一方、「自社や取引先の拠点への影響を評価できるよう、より具体的な事象発生地点を特定してほしい」というご要望を多くいただいておりました。しかし、リアルタイムに正確なリスク事象の場所を特定することには技術的に様々な障壁があり、情報の精度や網羅性にも課題がありました。
本件特許技術では、AIを通じて、様々な情報源から収集した情報を総合して分析し、その内容からピンポイントに発生位置を特定することを可能としました。これにより、従来以上に高い精度で、自社の事業に影響する可能性のあるリスク情報だけを確実にお届けすることが可能となっています。
無料トライアルは以下よりお申し込みいただけます。
https://fastalert.jp/
なお、当社がFASTALERTで収集している海外リスク情報は、API等によりデータとしてリアルタイムにご提供することも可能です。本件の特許を活用したサービスの開発にご関心のある企業様は、ぜひお問い合わせください。
JX通信社はこの他にも、ビッグデータから情報を収集する技術やAIによる分析、可視化のしくみに関連する多数の特許技術を保有しています。FASTALERTに活用されている主要特許技術については、以下のサイトでご紹介しています。https://fastalert.jp/patents
今後も当社は、全世界のあらゆるリスク情報をリアルタイムに可視化し、グローバルな企業活動の事業継続に必要な情報をご提供してまいります。
取材等に関するお問い合わせ先
info@jxpress.net (広報担当:和泉)
03-6380-9820