JX通信社、サステナブル調達実現に向け、ユアサシステムソリューションズとサプライチェーンリスク可視化システムを共同開発
災害危機情報の「いち早い把握」による経営危機回避への素早い対応が実現
株式会社JX通信社(東京都千代田区 代表取締役 米重克洋、以下 当社)は、ユアサ商事株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:田村博之)のグループ会社であるユアサシステムソリューションズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:生井彰一、以下 ユアサシステムソリューションズ)と、サステナブル調達に向けたサプライチェーンリスクを可視化する災害危機管理システム 『リスクセイバー』の共同開発を開始しました。
開発の背景
2020年の新型コロナウイルス感染症拡大を機に、想定外の自然災害、半導体不足・コンテナ不足・鉄鋼市況高騰、人権問題など、近年たて続けにサプライチェーンリスクが発生しています。サプライチェーンがグローバル化・多層化するなかで、これまでのような調達部門での経験や勘に依存する対応のみでは、迅速なリスク把握や初動対応にバラつきが発生しがちでした。このような問題の解決に向け、サプライチェーンリスクの最小化に寄与するシステムを構築することを目的に、2社での共同開発の開始に至りました。
『リスクセイバー』の特徴
『リスクセイバー』はサプライチェーン上のリスクをリアルタイムに把握することができる日本初のシステムで、現在、特許出願中です。SNSや報道で発信される自然災害などのWEB上のリスク情報を常時モニタリングすることで、サプライチェーン上のリスクを自動で抽出し、自社のサプライチェーン情報に紐づけます。被災したサプライヤーに対し、どのような仕事を任せていたか、具体的な製品番号や図面番号および代替生産可能先の情報が瞬時に表示されます。これにより緊迫した災害の中にあっても冷静に生産を続けるための準備ができます。まさにサステナブル調達の推進をさらに加速させる強力なツールとなります。
『リスクセイバー』PR動画
https://www.youtube.com/watch?v=aVLPnugMGE0
『リスクセイバー』は、JX通信社が提供するビックデータ リスク情報サービス『FASTALERT』の活用により、WEB上のリスク情報を自動で分析・抽出し、『リスクセイバー』が企業のサプライチェーン情報と統合します。リアルタイムで実施されるサプライチェーンリスクの評価、アラート通知、代替提案機能により、素早い危機対策、機会損失の軽減が可能です。
今後の展開
国内外にサプライチェーンを有する製造業をターゲットに2023年3月から実運用を開始し、サービスを展開してまいります。
取材等に関するお問い合わせ
info@jxpress.net(広報担当:和泉)
当プレスリリースの引⽤、転載にあたってのお願い
『FASTALERT/JX通信社』のクレジットの掲載をお願いします。
当社からご提供できること
・当社の代表取締役、開発責任者、広報等への取材
JX通信社について
JX通信社は、報道領域に特化したテックベンチャーです。「1億人を動かすニュースを創る」というビジョンを目指して、国内の大半の報道機関のほか官公庁、インフラ企業等にSNS発のリスク情報を配信する「FASTALERT」、一般消費者向けの速報ニュースアプリ「NewsDigest」、報道規格の高品質な選挙情勢調査サービス「JX通信社 情勢調査」を提供しています。
・コーポレートサイト:https://jxpress.net
・FASTALERT:https://fastalert.jp/
【ユアサシステムソリューションズについて】
1989年4月にユアサ商事の情報子会社として設立し、ユアサ商事グループの様々な基幹システムの開発・運用・保守を行う。また、業界を絞ったオリジナル販売管理パッケージソフトを開発・販売しており、建機レンタル業向けには「POWERFUL建機」、管材・建材・機械工具商向けには「アドミニNeo」というソフト名で全国展開している。この度「サステナブル調達実現に向けサプライチェーンリスク可視化システム」の開発を皮切りに、BCPやSDG’sを達成するためのソリューション開発に邁進中。
・コーポレートサイト:https://www.yuasa-sol.co.jp/